新民生委員の紹介

多賀康之

 この度、町会より推薦され、沖山さんから引き継いで民生委員となりました多賀と申します。
 民生委員は、自動的に児童委員となり、厚生労働大臣より委嘱されます。また、同時に墨田区高齢者相談員を墨田区長より、墨田区社会福祉協議会協力員を墨田区社会福祉協議会より委嘱されました。
 民生委員・児童委員は、東京都の地方公務員(非常勤の特別職)という身分になります。 大正6(1917)年に設置規程が公布されました「済世顧問制度」が民生委員制度の源であり、今年ちょうど100周年を迎えました。また、児童委員制度は、今年70周年を迎えました。
 民生委員は、全国に約23万人、東京都に約1万人おり、墨田区の定数は197名で、地域担当の民生委員は、大きな町会には複数人おりますが、通常は、各町会に1人ずつの配置となっており、地域包括支援センター、行政各窓口、子ども家庭支援センター、福祉事務所、社会福祉協議会、保健所・保健センターなどの機関と連携して活動しております。 民生委員・児童委員は、以下の7つの役割をおってります。

社会調査のはたらき
担当区域内の住民の実態や福祉需要を日常的に把握します

相談のはたらき
地域住民がかかえる問題について、相手の立場に立ち、親身になって相談にのります

情報提供のはたらき
社会福祉の制度やサービスについて、その内容や情報を住民に的確に提供します

連絡通報のはたらき
住民が、個々の福祉需要に応じた福祉サービスが得られるよう関係行政機関、施設、団体等に連絡し、必要な対応を促すパイプの役割をつとめます

調整のはたらき
住民の福祉需要に対応し、適切なサービスの提供が図られるように支援します

生活支援のはたらき
住民の求める生活支援活動を自ら行い、支援体制をつくっていきます

意見具申のはたらき
 活動を通じて得た問題点や改善策についてとりまとめ、必要に応じて民児協をとおして関係機関などに意見を提起します。また、民生委員・児童委員は、守秘義務を負っており、その人が「人に知られたくない」と思う情報や、その人に関して、行政機関が行っている支援等の内容など、「身上に関する秘密」を守る義務があります。
   民生委員・児童委員が対象とする方は、ご高齢者、病気がちで働けない方、障がいを持っていて働けない方、シングルマザーで働けない方などです。
 「あの人最近見かけないわね」、「あそこの郵便受けに新聞がたまっているけどどうしたのかしら」など気が付いたことがございましたら、ご連絡ください。また、行政機関などに要望などがございましたらお気軽にお声をおかけください。

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